短焦点、超短焦点プロジェクターのメリット、デメリット
前回紹介した短焦点、超短焦点プロジェクター。通常のプロジェクターよりも短い投射距離(スクリーンからプロジェクターまでの距離)で映像を投射することができるタイプのプロジェクターです。今回は短焦点プロジェクターのメリット、デメリットについて紹介します。
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目次
短焦点プロジェクターのデメリットとは?
短い距離で大きい画面を投射できる!
短焦点プロジェクターのメリットとしては、もちろん短い距離で大きな画面サイズを映せる、ことに尽きます。プロジェクターの弱点の一つとして、スクリーンからプロジェクターまでの距離がある程度必要となるため、プロジェクターの設置スペースが限られていると思っていたよりも画面が小さく投影できない…ということもあります。
その点、短焦点プロジェクターであれば、限られたスペースでも投射することができることができるので通常よりも大きい画面を投射することが可能です。
短焦点プロジェクターのデメリットとは?
逆に短焦点プロジェクターのデメリットもあります。
画面の歪みが気になる場合がある
短焦点プロジェクターの設置上、スクリーンに近い位置から投影するレイアウトとなります。通常のプロジェクターならばスクリーンと相対して投射するためスクリーン面の微細な歪みは気になりにくいのですが、短焦点プロジェクターの場合、打ち込み角度が大きくなり、スクリーン面の微細な歪みが気になりやすくなります。
そのためにエクセルの表などを表示すると線が歪んでみえることがあるのでクオリティの高い映像を見たい場合などには注意が必要です。
短焦点プロジェクターに対応したスクリーンはある?
歪みを解決するためにはスクリーンを短焦点プロジェクターに対応したモデルを選択する必要がありますが、超短焦点に対応してスクリーンは数が少なく、ラインナップも限られてきます。また、短焦点プロジェクターに対応したスクリーンは通常の倍以上の価格がするものもあります。
プロジェクターメーカーによっては短焦点プロジェクターの推奨スクリーンとして、ポードタイプのスクリーンやホワイトボードなどにはりつけるマグネット式のスクリーンを推奨しています。
短焦点プロジェクターを選ぶ際にはスクリーンの選定にも気をつけましょう。
まとめ
短焦点プロジェクターには短い距離で大きいサイズを投射できるというメリットと、画面の歪みが気になることがあるデメリットがあります。メリット、デメリットを踏まえて短焦点プロジェクターを選びましょう。
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