レーザー、LED、水銀ランプ、プロジェクター 光源種類の違いとそのメリットデメリットは?

プロジェクターの光源が水銀ランプ以外のレーザー、LEDタイプと種類が増えてきました。水銀ランプとは異なる光源のレーザーやLED光源方式はどのようなメリットがあるのか調べてみました。

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プロジェクター光源の種類

プロジェクター光源の種類は大きくわけて3種類あります。

  • 水銀ランプ(UHE)
  • LED
  • レーザー

水銀ランプ(UHE)

水銀ランプ方式

水銀ランプは超高圧水銀灯で、省略してUHEまたはUHMランプともいわれます。体育館などの天井照明に使われている水銀灯の一種でプロジェクターにとって画面の明るさを実現するために高出力が可能なランプとなっています。

水銀ランプのメリット

水銀ランプのメリットとしては、現在一番普及しているプロジェクター光源のため技術的に安定しており、高輝度化が可能な点です。光源ランプを採用したプロジェクターの中では明るさが7,000ルーメン、プロジェクター本体内に水銀ランプを2灯内蔵したタイプで12,000ルーメンと高輝度化を実現しているモデルも発売されています。価格もレーザーやLED光源に比べ安価に抑えられ、その結果プロジェクター本体の価格を安価にできる点もメリットです。

水銀ランプのデメリット

水銀ランプのデメリットとして電源をONにした後映像が出てくるまでに時間がかかることです。また、画面が表示された直後は100%の明るさではなく、しばらく暗い状態が続きます。100%の明るさになるまでに時間がかかります。また、電源OFF時もランプを冷やす必要があるため完全に電源をOFFにした後でも冷却に時間がかかりすぐに片付けることができません。

ランプ交換が必要

水銀ランプは2,000時間〜3,000時間程度で初期の明るさの半分になってしまうため定期的なランプの交換が必要となります。プロジェクター本体内の水銀ランプを交換するには一旦固定しているプロジェクターを外す手間も必要になるので、手間と費用がかかってしまいます。

発熱量が多く消費電力は高め

水銀灯はその構造上、高輝度を実現するために多くの電力が必要となり、消費電力が高めになります。また、ランプが発熱するため水銀ランプを冷却するためのファンが必要となりプロジェクター本体内にホコリが入りやすく、故障の原因となる場合もあります。

レーザー方式

LED方式

プロジェクターのランプにLED光源を採用したプロジェクターです。プロジェクターメーカーによってLED光源方式は異なりますが、R(赤色),G(緑色),B(青色)のLEDあるいは白色LEDを光源に利用したプロジェクターです。LED方式のプロジェクターは一部のモバイルタイププロジェクターに採用されています。

LED方式のメリット

LED光源を採用したプロジェクターのメリットとしては本体をコンパクトにできる、消費電力が低い、起動、終了が早い、設置性が高まる、ランプ使用時間が長くランプ交換が不要といったことが挙げられます。

本体サイズをコンパクトにできる

LED方式の場合、水銀ランプ方式に比べ発熱を低く抑えることができるため、冷却ファンなどの機構を省くことができます。その結果、プロジェクター本体サイズを小型化にすることができ、手のひらに収まるぐらいの小型化が可能になりました。

消費電力が低い

LED方式の場合、水銀ランプに比べて消費電力を抑えることが可能です。消費電力が抑えられることで、バッテリー内蔵のプロジェクターなども発売されています。

起動が早い

電源をONにした直後に100%に近い明るさとなるので、すぐに使用することが可能です。電源OFF時もすぐに電源が切れるので片付けがスムーズにおこなうことができます。

設置性が高い

水銀ランプの場合、プロジェクターの設置位置は水平方向(壁に向かって)に対して映像を投映するのが基本となっており、床や壁への投映のためにプロジェクターを90度傾けて使用することは推奨されていません。LED方式は設置性が高く、床や壁など設置性が高くなります。

ランプ使用時間が長くランプ交換が不要

LEDは使用時間が20,000時間と水銀ランプに比べて長く交換する必要がありません。定期的なランプ交換のメンテナンス費用や交換の手間を省くことが可能です。

LED方式のデメリット

LED方式のデメリットとしては、輝度が暗く、価格が高いということが挙げられます。

明るいプロジェクターが難しい

LED方式の仕組み上、プロジェクターで求められる明るさを確保することが難しく、3,000ルーメン以上の輝度を実現することが難しいです。その為、1,000ルーメン前後のモデルが多くなっています。

価格は高め

LED方式のプロジェクターは技術的なハードルがまだ高く、価格が高めになってしまいます。

レーザー方式

レーザー光源方式

プロジェクター光源にレーザーを採用している方式です。現在はハイエンドのプロジェクターに採用されていますが、今後水銀ランプに変わってスタンダードな方式になりつつあります。

レーザー光源のメリット

レーザー光源を採用したプロジェクターのメリットとしては高輝度化、本体をコンパクトにできる、消費電力が低い、起動、終了が早い、設置性が高まる、ランプ使用時間が長くランプ交換が不要といったことが挙げられます。

高輝度化が可能

光源にレーザーを採用することで水銀ランプより高輝度(明るく)化が可能になります。

本体サイズをコンパクトにできる

レーザー方式の場合、水銀ランプ方式に比べ発熱を低く抑えることができるため、冷却ファンなどの機構を省くことができます。

消費電力が低い

レーザー方式の場合、水銀ランプに比べて消費電力を抑えることが可能です。

起動が早い

レーサー方式の特性上、電源をONにした直後に100%に近い明るさとなるので、すぐに使用することが可能です。電源OFF時もすぐに電源が切れるので片付けがスムーズにおこなうことができます。

設置性が高い

水銀ランプの場合、プロジェクターの設置位置は水平方向(壁に向かって)に対して映像を投映するのが基本となっており、床や壁への投映のためにプロジェクターを90度傾けて使用することは推奨されていません。レーザー方式は設置性が高く、床や壁など設置性が高くなります。

ランプ使用時間が長くランプ交換が不要

LEDは使用時間が20,000時間と水銀ランプに比べて長く交換する必要がありません。定期的なランプ交換のメンテナンス費用や交換の手間を省くことが可能です。

レーザー光源のデメリット

レーザー方式のデメリットとしては、価格が高いということが挙げられます。

価格が高め

レーザー方式のプロジェクターは水銀ランプに比べて技術的なハードルがまだ高く、プロジェクター価格は高めになってしまいます。

プロジェクター光源の違いまとめ

水銀ランプ、レーザー、LED方式それぞれの特徴をご紹介しました。現在の主流は水銀方式ですが、今後レーザー方式の技術の進歩によってより高性能化、コストダウンが進めば省電力化、長寿命化、ランニングコストダウンの観点から水銀ランプに取って代わる可能性は十分にあると思います。

その結果本体サイズが小さく、低消費電力で明るいプロジェクターという商品も発売しそうですね。今後のプロジェクターメーカーの動向に期待したいです。

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