EB-W05レビュー コストパフォーマンス最強の10万円以下のビジネスプロジェクター!
エプソンより2017年8月にプロジェクターEB-W05が発売されました。今回1週間ほどお借りすることができたのでレビューします。
※EB-W05の後継機種として2019年9月にEB-W06が発売されています。
EB-W06レビュービジネスプロジェクターのスタンダード – プロジェクターの選び方、比較ナビ!
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EB-W05の特徴
EB-W05はエプソンより2017年8月末に発売されたプロジェクターです。エプソンのプロジェクター品番ルールはEBから始まる機種はビジネス向けのプロジェクターとなります。よってEB-W05はビジネス向けのプロジェクターなんですが、エプソンのホームページではホームシアター向けの低価格プロジェクターとしてもラインナップされています。販売価格は約6万円とエントリークラスに位置するの機種です。
スペック
EB-W05のスペックは以下のようになります。
機種 | EB-W05 |
---|---|
明るさ | 3,300lm(最大) |
解像度 | 1280×800 |
コントラスト比 | 15,000:1 |
スピーカー有無 | 2W×1 |
レンズシフト機能 | なし |
100インチ時の投射距離 | 289cm~348cm |
本体サイズ(W×D×H) | 302mm×234mm×77mm |
重量 | 約3.5kg |
騒音レベル | 28dB(最少) |
EB-W05の解像度は16:10(WXGA)でビジネス向けプロジェクター解像度です。画面の明るさが3,300ルーメンあるので一般的な室内で100インチ程度の画面サイズで投映した場合でも室内を暗くする必要はないほどの明るさです。このスペックで約6万円とはコストパフォーマンス最高なプロジェクターですね。
内容物一覧
内容物はプロジェクター本体、リモコン、取扱説明書、電源コードです。
リモコンはビジネス用プロジェクターが同梱されています。メニュー表示や音量調節もリモコンで操作できるようになっています。
本体上部には交換ランプの品番が記載されていました。EB-W05の交換ランプ品番はELPLP96です。
外観
EB-W05の外観を確認していきましょう。
本体デザイン、サイズ
EB-W05外観は白ですっきりとした印象です。シンプルな感じで違和感もない感じでプレゼンの場でもしっかり活躍してくれそうな感じです。
本体のサイズはW302mm×D234mm×H77mmでコンパクト。プロジェクター本体重量も約2.5kgと持ち運びを行う際にも重いという感じにはならない重量です。
プロジェクター本体にもボタンがあり、入力切り替え、画面調整、音量調整などが可能になっています。
接続端子
EB-W05の接続端子を確認してみると、HDMI端子が1つ、パソコンとの接続用のVGA端子、RCA端子が用意されています。最近はパソコン側にHDMI端子しか用意されていない場合もあるので、HDMI端子が用意されていると様々な機器とも接続できるので助かります。
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投映画面を確認
スピーカー
プロジェクター背面に2W×1スピーカーが用意されています。大音量を出すことはできませんが、10人程度の打ち合わせ程度であれば十分聞こえるレベルの音量です。別にスピーカーを用意する必要がなくなるのでたすかりますね。
投写距離
100インチ時の投写距離は289cm~348cmと一般的なプロジェクターの投写距離です。
ズームとフォーカス
画面調整に必要なズームとフォーカス機能ですが本体上部のレンズ部近くのレバーで調整できるようになっています。 ズーム、フォーカスそれぞれレバーが別れているので
投映画面を確認
EB-W05の投映画面を確認してみましょう。画質モードは合計5種類用意されています。
ダイナミック:最も明るいモードです。明るさを優先したい場合に適しています。
プレゼンテーション:映像を明るく鮮やかに投写したい場合に適しています。
シネマ:暗い部屋で映画やコンサート映像を楽しむのに適した色合いに調整します。
sRGB:コンテンツの持つ色表現を忠実に再現したい場合に適しています。
黒板:黒板に直接投写する場合に適しています。
明るい環境でも画面が見えることを重視して今回はカラーモードを「ダイナミック」に設定しました。
一般的な室内の明るさで映像を投映してみた
EB-W05はビジネスの場で使用される機会が多いと思うので、パソコンとEB-W05を接続し打ち合わせをする環境で投映テストしてみました。会社の打ち合わせの場などでは室内を暗くすることができない場合がありどうしても画面が薄くぼやけてしまいます。EB-W05であれば明るさが3,300ルーメンあるので、室内の照明を暗くする必要もありません。今回は90インチの画面サイズに投映しましたが、十分画面を認識することができました。解像度もWXGA(16:10)なのでパソコン画面に近い画面が投映されるので違和感がないですね。
動画を再生してみた
パソコン上でYoutubeを再生するとこんな感じです。パソコンとプロジェクターをHDMIケーブルで接続すればプロジェクター側のスピーカーから音が出力されるのでちょっとしたミニシアターとしても楽しむことができますね。画質についてはどうしても明るい環境で視聴するので本来の色とはことなりますが、ビジネスの場で使用すると考えると十分実用レベルだと感じました。
EB-W05まとめ
今回短期間でしたがEB-W05の設置性や画質を確認しました。ビジネスの場でプロジェクターを使用する場合、ホームシアターとは異なり明るい環境でプロジェクターを使用する機会が多くなります。今までは画面が薄くなって見えにくい場合でも我慢してみる必要がありましたが、WB-W05は3,300ルーメンの明るさがあるので一般的な室内の明るさであれば十分に認識できるようになっています。このスペックで6万円前後で購入できるのでかなりコストパフォーマンスは高いプロジェクターだと感じました。
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