プロジェクターを設置するときには必ず投写射距離を確認しよう
プロジェクターを選ぶ上で重要なのが、希望した画面サイズを映すことができるか?ということですよね。
今回は画面サイズと投写距離の関係についてご説明します。
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画面サイズと投写距離の関係
画面サイズは スクリーンからプロジェクターレンズまでの距離(投写距離)とプロジェクターのレンズ性能によって決まります。
投写距離とは?
スクリーンからプロジェクターレンズまでの距離のことを一般的に投写距離と呼んでいます。
投写距離が長ければ長いほど画面サイズが大きくなります。
逆に投写距離が短ければ画面サイズは小さくなります。これはプロジェクターは映像の光と出していることが要因です。
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プロジェクター投写距離の比較する
プロジェクターの原理は懐中電灯に似ています。
懐中電灯の光はものに対して近づけると、光は明るくなり、照らす範囲は狭くなりますが、物に対して遠ざけると
暗くなり、広い範囲を照らすことができます。
プロジェクターも懐中電灯同様、スクリーンに近い距離だと画面が明るく、照らす範囲は狭くなり(画面サイズが小さくなる)。
遠ざけると照らす範囲は広がり(画面サイズが大きくなる)画面は暗くなります。
プロジェクターのレンズの性能とは?
プロジェクターのもう一つの要因としてレンズの性能があります。レンズ性能には高画質に表現するということはもちろん、プロジェクターの設置性を上げるするという役割をもっています。
同じ画面サイズでもプロジェクター機種によって距離が異なる
100インチに必要な投写距離というのはプロジェクターの機種(レンズ性能)によって大きく異なってきます。
実際にプロジェクター機種を比較して説明していきましょう。
プロジェクター投写距離の比較する
それでは投写距離の比較として、EPSONの EH-TW8200とEH-TW5200の投写距離を比べてみましょう。
EH-TW5200の投写距離を確認する
まずはEH-TW5200の投写距離です。メーカーHPの仕様表から投写距離表を確認しましょう。100インチを映したい場合、スクリーンからプロジェクターまで272cm~327cmとなっています。
ということはプロジェクターレンズからスクリーンまでの距離は272cm~327cmの範囲内に入るように調整しなければなりません。
設置の調整範囲として55cmですので、かなり範囲が狭い印象です。
EH-TW8200の投写距離を確認する
次にEH-TW8200の投写距離を確認してみましょう。メーカーHPの仕様表をみてみると、100インチを映したい場合スクリーンからプロジェクターまで298cm~636cmとなっています。
ということはプロジェクターレンズからスクリーンまでの距離は298cm~636cmの範囲内に収まるように設置すればよく、
338cmも位置を調整する範囲があり、設置調整がし易いモデルといえます。
ただ、投写できる最短距離はEH-TW5200の方が272cmからとなっているので、EH-TW8200に比べて短い距離で大きい画面サイズを映せると言えます。
まとめ
プロジェクターを選ぶ際に重要な投写距離と画面サイズの関係を説明しました。
この投写距離を確認せずにプロジェクターを購入して映像を映したら、思っていたよりも小さい画面しか映せなかった…とならないよう
プロジェクターを選ぶ際には必ず確認しましょう。
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