プロジェクターの仕様にある画素数(解像度)ってなに?
プロジェクターのカタログのスペック表に記載されている画素数(または解像度)はどういう意味でしょうか?
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プロジェクターで採用されている画素数(解像度)
画素数とは画面のきめ細かさを示すための値になります。一般的に縦と横の点(ドット)の数で表されています。その点(ドット)の縦横の数を表示しています。
EPSONのプロジェクタースペックを確認すると画素数の項目には1280×800、解像度の項目にはWXGAと表示されています。画素数(ドット)の数が横に1280個、縦に800個あるという説明になります。
画素数からアスペクト比(縦横比)が決まる
ドット(点)は正方形なので、縦と横のドット数の比率から16:10のアスペクト比となります。ドットの数が横に1280、縦に800だった場合、縦横の比率より16:10という結果になります。
数値が大きいほどより細かい表現が可能
画素数(解像度)の数値が大きければ大きいほど点の数が多くなるので、より細かい表現が可能となります。例えば同じ画面サイズで、フルハイビジョンと、4Kの画素数(解像度)を比べてみた場合、フルハイビジョンは1920×1080 、4Kは 3840×2160 となり4Kはフルハイビジョンの4倍高精細となります。
プロジェクターで採用されている画素数(解像度)
プロジェクターに採用されている画素数(解像度)をまとめてみました。
ビジネスプロジェクターの代表的な解像度
2000年初頭まではSVGAやXGAのプロジェクターが多く発売されていましたが、最近ではパソコンの画面が16:10に移行しつつあるためWXGA が主流になりつつあります。
名前 | 画素数 | アスペクト比 |
VGA | 640×480 | 4:3 |
SVGA | 800×600 | 4:3 |
XGA | 1024×768 | 4:3 |
SXGA | 1280×1024 | 4:3 |
WXGA | 1280×800 | 16:10 |
WUXGA | 1920×1200 | 16:10 |
ホームシアタープロジェクターの代表的な解像度
ホームシアタープロジェクターでは高解像度化が進んでいます。家庭での使用ではDVDやブルーレイ、デジタル放送を視聴することが多いためアスペクト比(縦横比)はワイド(16:9)のタイプがほとんどです。
エントリーモデルのプロジェクターの中にはWXGA 1280×800 16:10モデルがありますが、フルハイビジョン化が進み、今後4K対応プロジェクターが充実してくるでしょう。
名前 | 画素数 | アスペクト比 |
WXGA | 1280×800 | 16:10 |
ハイビジョン | 1280×720 | 16:9 |
フルハイビジョン | 1920×1080 | 16:9 |
4K | 3840×2160 | 16:9 |
まとめ
画素数(解像度)は画面のきめ細かさを表示するための指標となります。使用目的にあったプロジェクターを選ぶ際には一度確認しておきましょう。
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