パソコンとプロジェクターを接続しブルーレイを再生する方法
最近ではパソコンの性能やブルーレイドライブの価格も安くなってきてブルーレイを比較的簡単に再生できるようになってきましたね。パソコン機種によってはブルーレイドライブが内蔵されていて簡単に再生できるモデルもあり、ブルーレイならではの高画質をプロジェクターで視聴するとみんなで大画面を楽しむことができます。今回はパソコンとプロジェクターを接続し、ブルーレイを再生する方法をご紹介します。
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はじめに
パソコンとプロジェクターを接続しブルーレイを再生する場合、事前に注意することがあります。
ブルーレイの再生には制限がある!
ブルーレイはDVDに比べコンテンツ保護が厳密化され、接続や再生方法に制限があります。プロジェクターと接続するケーブル種類はHDMIケーブルのみとなり、それ以外の映像ケーブルで接続した場合プロジェクターに映像は一切表示されません。またプロジェクター側もHDMI接続に対応したプロジェクターが必要となりますのでDVD再生に比べ再生するためのハードルが高く注意が必要です。
ブルーレイとプロジェクターの接続図
ブルーレイを再生する場合のプロジェクターの接続方法ですが、上図のような接続方法となります。プロジェクターにスピーカーが搭載されている機種であればHDMIケーブル1本でプロジェクターに映像と音声信号を送ることが可能です。プロジェクター本体にスピーカーが搭載されていな場合やより迫力ある音で視聴したいという場合スピーカーを用意し接続しましょう。
用意するもの
パソコンとプロジェクターを接続しブルーレイを再生する場合、パソコン、プロジェクター、接続ケーブルなどが必要です。
- プロジェクター
- パソコン
- 接続ケーブル
- スピーカー
プロジェクター
プロジェクターはビジネス用でもホームシアター用でも特に問題ありません。ただし、必ずHDMIケーブルが接続できるプロジェクターを用意しましょう。
ブルーレイ再生に対応したパソコン
パソコンはブルーレイが再生できるモデルを選択しましょう。確実なのは標準でブルーレイディスクが再生できるモデルです。標準でブルーレイを再生できるモデルのほとんどにはブルーレイ再生ソフトも標準でインストールされています。ブルーレイディスクが再生できないパソコンを持っている場合、外付けのブルーレイドライブとブルーレイ再生ソフトを用意することで対応可能となります。
プロジェクター同様、HDMIケーブルが接続できるモデルを用意しましょう。
スピーカー
プロジェクターにスピーカー機能が搭載されている機器であればスピーカーは必要ありませんがより大きい音量で楽しみたい、プロジェクターにスピーカーが搭載されていない場合に必要となります。
より大きい音で出力したい場合、会議室で使用するスピーカーと接続することも可能です。
接続ケーブル
プロジェクターとブルーレイを接続するケーブルはHDMIケーブルとなります。
HDMIケーブル
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プロジェクターとパソコンを接続する
接続する前にプロジェクター、パソコン本体それぞれどのような接続端子が用意されているかを確認しておきましょう。
プロジェクター本体の接続端子を確認
プロジェクターをパソコンと接続するためには、HDMI端子が必要となります。主にパソコンとの接続に使用されるVGA端子やRCA端子で接続しても著作権保護機能かかかり、ブルーレイは再生することができません。ブルーレイを再生する際には必ずHDMIケーブルで接続しましょう。
HDMI端子は細長い端子でこの端子だけで映像と音声信号を同時に送ることができます。HDMI端子は映像信号を送る際によく使われる端子となっているのでここ数年に発売されたプロジェクターのほとんどにHDMI端子が用意されています。
プロジェクターにスピーカーが内蔵されているか確認する
プロジェクター本体にスピーカーが内蔵されているかを確認しましょう。迫力ある音質は望めませんが、普通に聞くことができるぐらいのスピーカー性能を持っている機種がほとんどですのでプレゼンや手軽にブルーレイを楽しみたいという場合は活用しましょう。
スピーカー内蔵されているかどうかの簡単な確認方法ですが、プロジェクター本体や付属のリモコンに音量調整ボタンが用意されている機種の場合、スピーカーがほぼ内蔵されています。確実確認方法はプロジェクターの取扱説明書やプロジェクターメーカーホームページの仕様表に記載されています。
パソコン本体側の端子を確認
次にパソコン側の接続端子を確認します。パソコン側にも色々な端子が用意されていますが、プロジェクター同様HDMI端子が用意されているか確認しましょう。
パソコンでブルーレイが再生できるか確認
基本的な事ですが、パソコンにブルーレイの再生機能がついているかどうか確認しましょう。最近のノートパソコンは薄くするためにDVDやブルーレイドライブがついていないモデルも多くなっています。また、ブルーレイを再生するためには再生ソフトも必要となります。ブルーレイドライブ、再生ソフトの2つがそろって初めてブルーレイを再生させることができます。
ブルーレイドライブの確認方法
パソコン本体の横にあるディスク挿入面にブルーレイのマークが記載されているか確認しましょう。また、購入メーカーサイトにパソコン仕様が掲載されていますのでブルーレイ再生機能が搭載されているか確認しましょう。
ブルーレイ再生ソフトの確認方法
ブルーレイ再生ソフトはブルーレイドライブが標準で搭載されているパソコンであればインストールされています。外付けブルーレイドライブを使用する際にはパソコンにブルーレイ再生ソフトがインストールされているか確認しましょう。
ブルーレイドライブが搭載されていないパソコンは?
ブルーレイがドライブ搭載されていないパソコンの場合、外付けのブルーレイドライブを購入することで再生可能になります。外付けブルーレイドライブを選ぶ際には安いモデルを選ぶことが多いですが、安い商品には再生ソフトが同梱されていない場合があります。購入前には再生ソフトが添付されているブルーレイドライブを選びましょう。
パソコン音声出力端子を確認
ブルーレイの音声をスピーカーから出力したい場合、パソコンのステレオミニプラグ端子を使用します。通常はイヤホンを接続する端子なので、ほとんどのパソコンに用意されています。
スピーカー本体の端子を確認
最後にスピーカー側の接続端子を確認しましょう。スピーカー機種によって大きく分けて2種類の端子が用意されています。
多くのスピーカーに用意されているのがこのイヤホン端子です。別名ステレオミニプラグとも言われています。
比較的大きいサイズのスピーカーの場合、RCA端子が用意されています。スピーカーへの接続は音声信号のみとなるのでRCA端子の白と赤色のみとなっています。
接続ケーブル
プロジェクター、ブルーレイプレーヤー、スピーカーそれぞれの端子がわかったところで、映像信号はHDMI、音声信号をRCAかステレオミニプラグで接続するか決まったかと思います。それぞれの端子に対応したケーブルを用意しましょう。
HDMIケーブル
ステレオミニプラグケーブル
RCA⇔ステレオミニプラグケーブル
プロジェクターとパソコンを接続する
それぞれの端子を確認したところでプロジェクターとパソコンを接続していきましょう。
プロジェクターをHDMIケーブルで接続
プロジェクターにHDMIケーブルを接続します。
パソコンにHDMIケーブルを接続します。
音声信号をステレオミニプラグで接続
パソコンのヘッドホン端子部にステレオミニプラグケーブルを使用し接続します。
スピーカー側に用意されている端子に接続します。スピーカー機種によってRCA接続端子か…
ステレオミニプラグ端子で接続します。
プロジェクターにスピーカーが内蔵されている場合
プロジェクターにスピーカーが搭載されているモデルであれば、HDMIケーブル一本で映像信号と音声信号が同時に出力されるので追加で音声用のケーブルを接続する必要はありません。スピーカー内蔵のプロジェクターで音がでないという場合、プロジェクター側のHDMI接続時の音声出力がOFFになっているか、スピーカーのボリュームが小さいなどの可能性があるので設定を確認してください。
プロジェクター、パソコンの電源を入れる
接続が完了したら、最初にプロジェクターの電源を入れ、その後にパソコンの電源を入れます。最初にプロジェクターの電源を入れることでパソコンの信号を自動的に認識し入力切り替えを行ってくれます。パソコンのデスクトップ画面が表示されたことを確認しましょう。
ブルーレイを入れ再生する
ブルーレイドライブにブルーレイソフトを入れ、再生ソフトを立ち上げて再生します。プロジェクター画面にブルーレイ映像が表示されたことを確認しましょう。
もしもブルーレイの映像が表示されない場合は?
もしプロジェクターに映像がうまく表示されない場合、プロジェクター本体または付属のリモコンでプロジェクターの入力切り替えボタンを押しましょう。
パソコンとプロジェクターを接続しブルーレイを再生する方法まとめ
パソコンとプロジェクターを接続しブルーレイを再生するポイントとしてプロジェクターとの接続には必ずHDMIケーブルを使用しましょう。パソコン側にはブルーレイドライブ、再生ソフトがインストールされているかも確認することでブルーレイを再生できないということを未然に防ぐことができます。
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